決済カードの不正な利用については、デビットカード・クレジットカード・ギフトカードを問わず、多くの国で保護が与えられています。多くの国は自分が承認していない決済取引について責任を制限する法制を策定しており、それに加えてカード発行事業者の自主的な取組も行われています。時として、不正の請求の一部を負担しなければならない場合があります。また、いつ、どのようにしてカード発行事業者に対して通知するかで支払いに関する責任が異なってくる場合があります。カード発行事業者に連絡し、どのような保護が与えられるかそれらの利用方法を明らかにしましょう。また、地元/国の消費者保護関係機関を通じて、自らの権利について理解を深めましょう。
身に覚えがない請求に遭遇した場合、販売事業者に直接苦情を申し立てるのがよいでしょう。
それでも問題が解決しない場合、カード発行事業者に連絡を取ってみましょう。いかに早く問題を報告したかによって自分に与えられる法的な保護が変わってくる場合があるので、迅速に行動を起こしましょう。自分の決済カードのアカウントは頻繁にチェックし、レシート・証明書類は保存するようにしましょう。それらは、問題を特定し、迅速に解決することに役立つでしょう。